SPORTFUL ジャケットガイド
窓を叩く雨の音で目が覚める。温度計は冷たい温度まで下がっている。今日はロードバイクに乗ろうと思っていたのに。さぁ、どうする?日にちをずらすか?それともウェアの力を借りて悪天候への挑戦を楽しむ?
あなたが悪天候に強いサイクリストであろうとなかろうと、正しいサイクリングジャケットの選択はサイクルライフを間違いなくより良いものにしてくれるだろう。幸いなことに、サイクリングウェアはかつてないほど進化している。ここでは、あらゆるコンディションにも対応できるスポーツフルウェアを見つけるためのガイドである。是非参考にしてみて下さい。
あなたが悪天候に強いサイクリストであろうとなかろうと、正しいサイクリングジャケットの選択はサイクルライフを間違いなくより良いものにしてくれるだろう。幸いなことに、サイクリングウェアはかつてないほど進化している。ここでは、あらゆるコンディションにも対応できるスポーツフルウェアを見つけるためのガイドである。是非参考にしてみて下さい。
正しいジャケットの選び方
経験豊富なサイクリストなら誰でも、サイクルウェアの中にお決まりのジャケットを持っているはずだ。他のトップスと重ね着したり、薄着で出かけたり、それぞれにスタイルがあるだろう。しかし風を遮り、寒さから体を守り、雨粒を防ぐジャケットは誰でも手に入れたいもの。自分に合ったサイクルジャケットを見つけ出すために考慮すべき点は2つ: 天候とライドスタイルだ。
- 地元を走るのであれば、平均的な冬のライドでどんな天候に直面するかを予想することができる。日本北西部に住んでいるのであれば、強力な保温性と防風性を持つサイクルジャケットが必要だ。一方で、沖縄や九州など比較的暖かい地域では、暖かさに加えて汗抜けしやすい透湿性を備えたジャケットがより重宝するだろう。このように、あらゆる天候状態に合わせられるジャケットがスポーツフルには揃っている。
- 冬の間、どのようなライドをするかを考えてみよう。速いペースのグループライドや激しいトレーニングを行う方は、よりライドを効率化するためにエアロ性能を持ち、透湿性の高いジャケットがいいかもしれない。グラベルのような砂利道をのんびり走るなら、よりリラックスしたフィット感で保温性と防水性に優れたものがアドベンチャーライドには最適だろう。
サイクルジャケットの選択に鍵となること
この冬、どのようなコンディションでライドを楽しむかはすでに決めているだろうか。また、どんなタイプのライドをするのかも想像しておくのは大事である。ここからは、サイクルジャケットが持つべき機能を細かく考えてみよう。
ほとんどのサイクリングウェアには、補給食、グローブ、キャップ、携帯電話、財布など、何でも収納できる3つの大きなポケットが背面に付いている。スポーツフルのジャケットで言えば、AQUA PRO JACKETのようにポケットがないジャケットも存在する。SUPER JACKETは、クレジットカードや鍵などを安全に収納できるジッパー付きポケットが追加されている。
SUPERGIARA JACKETのように、一日中快適に着用できるジャケットもある。しかし、ライド中にウェアを重ね着したり脱いだりしながら調整したりするのが好みなら、ポケットの中に簡単に収納できるHOT PACK NO RAINのような薄型の防風ジャケットがいいだろう。
最初の検討事項(天候とライドスタイル)に戻って、ジャケットの素材について具体的に考えてみよう。ゴアテックス®は防風・防水素材の業界最高水準。スポーツフルジャケットもサイクリングに最適な軽く透湿性の高いゴアテックス素材を使用している。AQUA PROのように厚めの雨に強いゴアテックス®素材を使用したものも存在する。多くのスポーツフルジャケットに採用されているゴアテックス®インフィニウム®は、完全防水ではないものの、より高い保温性と汗抜けしやすい透湿性を備えている。
冬ジャケット5選
市場には多種多様なサイクルウェアがある。しかし、葉が色づき、気温が下がり、冬のサイクルジャケットが今すぐ必要な時期に差し掛かってきている。ストレスなくジャケット選びを成功させるために、おすすめの5着をご紹介しよう:
- SUPERGIARA PUFFY LS : フレームやハンドルバーのバッグにジャケットを詰め込むのが好きなサイクリストにとって非常にパッカブル性にも長けたウインターウェアだ。長距離でハードなグラベルやヒルクライムの後、寒い下り坂を下って街に戻る時にも最高の防風性を発揮してくれる。40gのダウンのように柔らかい保温素材は、冬の天候を想定した十分な暖かさを保証する。ジッパー付きポケットは安全な収納スペースを可能にする。
- FIANDRE JACKET : DWR(耐久性撥水)加工が施されたこのジャケットは雨天でも内部に浸透させずに快適な着心地を保ち続けることができる。218gの軽量Gore-Tex®Infinium®が寒さを防ぎ、通気性のあるバックパネルにより、冬の高速グループライドや寒い中での激しいトレーニングに最適なジャケットとなっている。
- SUPER JACKET : 全天候型ジャケットの代表格。Gore-Tex®Infinium®による保温性と透湿性を備え、大きなバックポケットと、前面に当たる雨風を防ぐジッパーフラップが、TEMPO JACKETとの違いを際立たせている。
- SUPERGIARA JACKET : ゆったりとしたフィットとゴアテックスよりも動きやすいPolartec Alphaを採用した高い保温機能を備えている。グラベルや山道での大冒険に適しており、軽量な173gのGore-Tex® Infinium®素材が雨を寄せ付けない。ジッパー付きチェストポケットが2つあり、収納力も抜群。
- TEMPO JACKET : この新商品は、どんなに寒い冬のトレーニングにも快適なライドを保証してくれる。299gの厚めのGore-Tex® Infinium®素材は高いレベルでの保温性と防風性を提供する。レギュラーフィットなので、ゆとりのあるカットで重ね着してもかさばらない。
JACKETS FOR ROAD CYCLING
JACKETS FOR GRAVEL
冬のサイクルジャケット選びは、個人のライドスタイルとその土地の天候によるところが大きい。あるサイクリストは、ベースレイヤーとジャケットのみのシンプルさを好む。一方で、複数のレイヤリングを重ね着することで、一日中、温度調整を小まめにできるのが好きな方もいる。自らの好みと照らし合わせながら、冬の間快適に走れるようにウェア装備を的確に揃えよう。